読図講習の案内

ナヴィゲーションのファンタジスタ村越真による、アウトドアアスリートのためのナヴィゲーション講座がトレイルランニングフォーラム前日の土曜日に開催されることとなりました。 フォーラム当日は時間の都合上、机上講習のみということでした。せっかくの機会なので、前日土曜日に屋外講習も行っていただけることとなりました。 これまでトレイルランニングだけで、大会で使われる地図を見ても良く分からなかったり、使い方がそもそも分からないといった方はまたとないチャンスかもしれません。 今回福岡県の四王子山山域で開催します。 読図を習得すると、OMMレースなどのオリエンテーリングやロゲイニング、さらにアドベンチャーレースにも活動の範囲を広められます。 トレイルランニングでも読図を知ることで山の総合力アップにつながり、コースロストは圧倒的減り、仮に迷ったとしてもリカバリーに要する時間が短縮できるはずです。TRAQのサマーキャンプでも必ずといってよいほどこれまで行ってきましたが、村越先生からの講習は初となります。

日時:2020年1月11日(土) 10:00~16:00(昼食休憩30分を挟む)
内容:読図の本は読んだけど、イマイチ勘所が分からない。読図がどんな時に役立つのか実践で知りたい。実践的スキルを目指す方のための読図講習(屋外実技)を九州で初めて開催します。「アウトドアアスリート」と銘打っていますが、登山のコースタイム程度のスピードで6時間程度歩ける体力があれば十分です。

参加費:3,000円(資料、保険料込み)
定員:20名
集合:四王子県民の森(福岡県糟屋郡宇美町四王寺207)
場所:四王子県民の森周辺。周辺には国指定特別史跡に指定されて居る古代城の大野城もあります。

講師紹介:
1960年静岡生まれ。オリエンテーリング日本選手権15連覇(1980-1994)、通算22勝、アジア環太平洋選手権者(1986、1996)。現在もオリエンテーリング、マウンテンマラソンなどで自らリスクと付き合うとともに、読図やリスクマネージメント・山岳遭難対策講習・講演などを通して研究成果を実践に還元している。主著書は「山のリスクと向き合うために」(東京新聞出版局)、「山岳ナヴィゲーション」エイ出版社。等。社会的活動として、(社)日本オリエンテーリング協会顧問、国立登山研修所専門調査委員。
ナヴィゲーションのファンタジスタ村越真による、アウトドアアスリートのためのナヴィゲーション講座