NEW!藺牟田トレイル10

こんにちは!

TRAQサポート選手(鹿児島県)の吉原朗子です。

 

なんだかんだお久しぶりの投稿になってしまって反省…。

8月は暑さにやられてグッタリ…(生まれも育ちも南国鹿児島なのに 泣)9月の中旬からやっと山遊びを再開!

筋力が落ちすぎてプルプル震える脚にムチを打ちながら、山遊びを楽しんでいる今日この頃です。(笑)

 

さて、今回は10月4日(日)に開催された「第1回 藺牟田トレイル10」のレース記録です。

 

鹿児島県薩摩川内市にある藺牟田池。その池を囲うように飯盛山・片城山・山王岳・竜石・舟見岳・愛宕山と、6つの山があります。

この藺牟田トレイル10は、飯盛山を除く5つの山をグルグルグルグルひたすらグルグル走るという、なんとも愉快な大会です。(笑)

【コース図】 1周約6km・累積標高約600m

◎フルアタックの部:10周(距離約60km 累積標高約6000m 制限時間15時間)

◎ハーフアタックの部:5周(距離約30km 累積標高約3000m 制限時間8時間)

 

ちなみに、片城山が509m、山王岳が496m、竜石が460m、舟見岳が499m、愛宕山が480mと、数字だけ見ると「え、けっこう楽にクリアできそうじゃん♪」と思ってしまいますが、そこがこの藺牟田池外輪山の恐ろしいところ。低山をなめてかかると痛い目にあいます。(経験済み 笑)

 

私は今回、ハーフアタックの部に参加しました。

AM8:30スタート!(ノリと勢いでスタートは一番前から 笑)Photo by 内徳さん

 

 

制限時間が8時間だったので、作戦としては1周1時間20分くらいを目安になるべく余裕をもって、3周目まではとにかく“頑張らない”こと。そして愛宕山までの木段地獄をいかに楽しみながら登るかを考えながらスタートしました。

スタートして少しロードを走るとすぐにトレイルに入ります。しばらくは走りやすいトレイルが続くので、ここは気持ち良くピューッと駆け抜けます。楽しい快走ゾーンはあっという間に終了し(笑)1つ目の山「片城山」を目指して登りゾーンへ。

【片城山】509m

 

スタートしてすぐなのでここは難なくクリア。

片城山は木々に囲まれていて展望がないので、すぐに次の山「山王岳」を目指します。(そう、ここからはもうひたすら登って下って登って下っての繰り返し!)

 

【山王岳】496m

【竜石】460m

 

 

はい、3つ目の「竜石」に到着〜!

ここは藺牟田池外輪山の中で一番の絶景ポイントです。

ということで、コースを外れてちょっと寄り道♪

【竜石から見る藺牟田池】ナイスビュー!(1周目)

 

 

この絶景を拝んでリフレッシュしたところで、4つ目の山「舟見岳」を目指します。

と思っていたら、竜石からほんのちょっと走ったところに、「交蔓山」という案内板が登場。

今まで認識してなかったけど、もう一つ山があったみたい。(笑)ということは、冒頭で藺牟田池は6つの山に囲まれていると書いたけど、正式には7つの山に囲まれているということですね。

 

【交蔓山】460m

【舟見岳】499m

 

さて、舟見岳を越えたら、あとは愛宕山を残すのみ!

そして、なんといっても藺牟田池外輪山で一番キツイところが、この愛宕山まで続く木段ゾーンです。

これまで登って下って登って下ってを繰り返してきた身体にはかなりしんどい。

藺牟田池外輪山の鬼キツゾーン、地獄の木段。Photo by 郁ちゃん

 

これは、上を見たらダメなやつです。(ゴールが見えない)

でも、だからといって下を見たら、ご丁寧に10段ごとに段数が書いてあります。(590段くらいあるのにふと140とか目に入ると涙出る)

よって、もうここは薄目で心を無にして黙々と登るしかないのです。(笑)

完走作戦のひとつに「愛宕山までの木段地獄をいかに楽しみながら登るか」と書いていましたが、結局私はキツイキツイとグチグチ言いながら登っていました。

そして…

【愛宕山】480m

 

最後の山「愛宕山」に到着〜!

ここまでくれば、あとはスタートゴールのゲートまでほぼほぼ下りなので、木段の疲れを回復させつつゆっくり走りながら進みます。

 

ざっくりしたコース紹介ですが、これが1周6km・累積標高600mの藺牟田池外輪山です。

そして、フルアタックはこれをひたすらグルグル10周、ハーフアタックはグルグル5周するというわけです。(いや〜やはり周回コースというのは走力もさることながらメンタルの強さが特に重要!)

 

私が走った残りの4周については説明を割愛させていただき、そのかわり竜石からの絶景(4周分)をお楽しみください。

【2周目】竜石からの絶景

【3周目】竜石からの絶景

【4周目】竜石からの絶景

【5周目】竜石からの絶景

 

いかがだったでしょうか?(笑)

4周目5周目は心身ともに疲れていましたが、それでもやっぱり竜石からの景色は最高に美しかったです。

 

そして、なんとか制限時間内にゴール!!!!(7時間29分23秒)

歓喜のゴール!最後の木段地獄の前に鹿児島のトレラン仲間、郁ちゃんを発見。そのままゴールまで一緒に走りました♪Photo by 内徳さん

 

ハーフアタックの部 女子優勝のおまけ付きでした〜!

 

走り終わったら「藺牟田池外輪山トレイル」名物の“いむた乙女”のプレゼントが!

フワフワもちもちの紫芋の大福。これが本当に大好物で、これがもらえる限り藺牟田池外輪山トレイルにも参加し続けたいと思っています。(笑)

※藺牟田池外輪山トレイルは現在エントリー受付中なので、ぜひ皆さま今年最後のトレランレースにグルグル地獄…ではなく、楽しいグルグルコースを味わってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、第1回 藺牟田トレイル10 フルアタックの部の完走者は1人でした。

フルアタック、ハーフアタックともに完走率が低く…

まさに、『低山なめんなよ!』という結果になりました。(いや〜10周とか想像できない 笑)

フルアタック唯一の完走者、鹿児島県の藏園さんと、ハーフアタックで5周走りきった鹿児島トレラン仲間のしのぶさんと郁ちゃんと♪Photo by 内徳さん

 

何はともあれ、またひとつ鹿児島に新しい大会ができて嬉しい!

グルグル走るあいだにハイカーさんから応援していただいたり、逆走して写真を撮ってくれたり応援してくれるランナー仲間がいたり、そして共に戦っている選手たちと励まし合えたり。周回コースは精神的にキツイものはあるけど、そのぶん何度も何度もたくさんの方の応援をもらえるところが魅力ですよね。

5周とか10周とかはちょっと…という方は、ぜひ12月19日(土)に開催される「藺牟田池外輪山トレイル」からはじめてみてはいかがでしょうか。ショート1周・ミドル2周・ロング3周、と自分のチカラに合わせて周回数を選べるので、初心者の方でも楽しめると思います♪

 

私は今年もロング一択かな〜。(笑)

 

それでは、次回「多良の森トレイルランニング」のブログをお楽しみに!(託羅ノ峰コース完走できますように…)