うらがわのART〜Aso Round Trail ボランティア〜
5月13日、14日、九州初の100km超えのウルトラトレイル『Aso Round Trail』が開催され、わたしはボランティアとして参加してきました(*^^*)
構想から4年の歳月を経て、その途中には、昨年のプレ大会直後の熊本地震があり、それを乗り越えての開催!!
椎山さん、高木さんの描いた青写真が現実となった瞬間に立ち会えて、とても興奮しました(≧∀≦)
前夜から、走るわけでもないのにワクワクして眠れず、ものすごく変なテンションで朝を迎えました!と言っても起床したのは2時半!(真夜中ですね 笑)
真っ暗な中、阿蘇に向かって車を走らせました💨💨
集合場所は阿蘇西小学校体育館。
こちらの小学校の校舎は、近くの3校が統合し、平成24年4月に開校したばかりのまだ新しい学校でしたが、ちょうど4年が経った平成28年4月に震災に見舞われ、建て替えが必要な状態になってしまったそうです。
今は、閉校した尾ケ石東部小学校を仮校舎として、新校舎の完成を待っているところだと聞き、まだまだ大変なさなかにあることを再認識させられました。
駐車場から小学校までの歩道もあちこちで隆起や陥没していて、暗い中歩くのには危険なほどでした。。。
体育館に着くと、もうすでにたくさんのボランティアスタッフが集まっていました!
すぐにエリアごとに分かれてミーティング。
わたしの担当は、CエリアのAS2での計測。もう一人の計測担当、市丸さんとご一緒でした!
ここは、大観峰を通過した選手が入ってくるエリアで、2つ目のエイドステーション(38.2km地点)を目指し、さらに3つ目のエイドステーション(50.7km地点)手前までの広範囲のエリア。
Cエリア責任者の今富さんから説明を受け、ガントチャートを見ながら、作業や流れを確認しました。
なんとも初々しさ溢れる説明に、勝手に母の気分になっていました(笑)
この後も、つたない感じがフレッシュな今富ワールドに引き込まれ、誰もが助けたくなっちゃう今富隊長なのでした^_^👍
その後は、計測責任者の山口さんから、計測機器の扱い方の指導を受けたり、ボランティア同士で写真を撮ったり、
って、この一枚だけでした💦
そのうちに選手も続々と入ってきて、いよいよ始まるんだーと気持ちが高まってきました♡♡↗︎↗︎
ニューハレコーナー♫
芥田さんは選手一人一人に本当に丁寧にテープを施されていました!
わたしもニーダッシュをふくらはぎの下に貼っていただき、立ち仕事への準備は万端☆
スタートゲートのある校庭に出ると、たくさんの選手が集まっていて、本当に皆さんいい顔されていて、なんかもうすでに輝いて見えました✨✨✨
開会式♫
阿蘇市長の激励の熱唱から、高木さん、椎山さんの思いのこもったお話まで、すごく素敵な開会式でした!
いよいよスタート♫
何度見てもこの写真は好きです♡
元気よく飛び出していく選手を見送ると、あっという間に会場にも体育館にも静けさが。。。
なんか不思議な感じでした!
この後Cエリアへの移動となったのですが、わたしも含め、早速今富ワールドの展開について行けなかった隊員が続出!!
もうマジック☆もうMr.マドミック(笑)
でもみんな笑顔☺︎☺︎☺︎
とっても寛容なCエリアメンバーでした!!
そのトリックが解き明かされることのない、今富マジックの話をすると、ちょっと長くなるので、これはCエリアを担当したものしか知り得ない事件簿として、心にしまっておきましょう(笑)
コース2つ目のエイドステーションとなる古城6区がわたしの任務遂行場所!
市役所の職員さんと一緒にテントを立てたりとエイドステーションの設営しました。
そして、待ってましたー(^o^)♫
古城6区『おふくろ会』の皆さんがふるまい食を持って登場!!
おにぎりに、フルーツに、きな粉団子!!そして、お漬物♡♡♡
どれも手作りで、朝6時から準備してくださったそうです(≧∀≦)
おにぎりを見て感動♡
何がって、美味しそうなのはもちろんなんですが、一つ一つラップでくるまれている!
それが取りやすくて、でも手が汚れない、絶妙なラッピング加減♡
そして、どこからともなくお花を摘んできて、お漬物に添えるお母さん♡
とってもささやかな心遣いなんだけど、なんかもうあったかくて、すごく幸せな気持ちになりました^_^♡
こちらがお茶目で笑顔が素敵な古城6区『おふくろ会』の皆さんです(*^^*)
この素敵な笑顔に癒され、元気をもらった選手も多かったのでは♫
そして、最終確認に来た佐藤雄一郎スタッフも、ここのエイドが一番充実してると太鼓判^_^✨
エイド準備も整い、計測用のスマホの確認をし、わたしの心の準備も万端に!!
トップがもうすぐ到着する連絡をもらい、わたしもAS2全体もなんだかソワソワドキドキ💓
そこへ、森本選手、河野選手が数十秒の時間差で飛び込んできました!!
計測責任者の山口さんに確認していただきながら、ピッと最初のQRコードを読み取りました!
お二人ともまだまだ余裕そう^_^
楽しんで走ってるのが伝わってきます^_^♫
レッドブルを分かち合う2人!
その後も、続々と選手が到着。
計測器はスムーズに反応する時もあれば、ご機嫌ななめで、なかなか反応してくれない時もあったりで、ランナーさんが並走して入ってきたり、団子状態で続々とやって来ると、ひとり焦っていました(^◇^;)
笑顔で選手を向かい入れながらも、計測漏れで選手を失格にはできないと、思ってた以上に気を遣うものだということを実感!
そんな計測業務でしたが、市丸さんとフォローしあいながら、チェック漏れすることなく、進めることができました( ´ ▽ ` )
計測しながら撮ってもらった唯一の写真♡
と思ったら、藤巻翔さんがとっても素敵な写真を撮ってくださっていました❣️
選手にパワー送ってるんですが、実はパワーもらってるのはボラや応援のわたし達の方なんですよねー(≧∀≦)
そうそう、わたしたちのいたAS2からのパノラマビューはこんなんでしたよー(≧∀≦)
まさにARTのボランティアTシャツにある阿蘇五岳がキレイに見えるポイントです!
阿蘇五岳は、お釈迦様の寝姿に見えることから、『阿蘇の涅槃像』言われています^_^
ということで、わたしの無茶振りにお応えいただいた、関東だったか関西だったか、遠方からご参加のランナーさん♫
ノリノリで、ありがとうございました(≧∀≦)
だんだん気温が上がって来ると、応援にいらしていた地域の方が、選手のためにと、水道にホースを繋いで、水浴び用の水を用意してくれました。
優しい♡あったかい♡感動♡
あっ、こちらがCエリア責任者のスタッフ、今富さんです!!
その後ろでは、近所のちびっ子達が、大会なんぞ関係なく普通に遊んでるという、日曜日の昼下がりなのでした♫ほのぼの〜♡
左にある緑のホースがそれです!
このお水の恩恵に預かった方は多かったのでは(≧∀≦)
気持ち良さそう〜(o^^o)♡
こんな素敵な場面にも出くわしましたよー^_^
鹿児島からいらしたというご家族!
息子さん(だんなさん)を応援するため、早朝自宅を出発したというご家族。
選手が入ってくる方を見つめ続け、ウェアを確認しては「あれか?」「似てるけど、背格好が違う!フォームも違う!息子じゃない!」と選手が入ってくる方を見つめ続けていて、やっと確認できた時は、本当に嬉しそうに手を振っておられました♡
パパでもあるランナーさんは、どんな補給食よりも応援よりも、わが子のベビーちゃんと会えたことが、何よりのパワーになったはずです(o^^o)
予定時刻よりもだいぶ早く、最後のランナーさんとスイーパーさんを迎えることができました。
こんなにたくさんのテープを回収して来てるんですねー(´⊙ω⊙`)
ART全体での計測チームは、メッセンジャーを使って、情報の共有をしていたんですが、わたしが帰宅した後も、着信は一晩中、そして翌日のお昼過ぎまで鳴り続けていました!
本当に長時間、選手のためにがんばっているボランティアがいるかと思うと、夜も目を覚ましては、メッセンジャーを確認し、選手だけでなく、ボランティアにも、エールを送っていました!!
話は戻って、最終ランナーさんがAS2をスタートすると、エイドの撤収作業を開始!
最後はゴミの分別!
いっしょくたになったゴミの中から、缶、ペットボトルを取り出し、それぞれに分けました。
そして、AS2でのすべての業務が終わると、お世話になった古城6区の方々にお茶に呼ばれました。
古城6区公民館にて。
高菜おにぎりがほんとーに美味しかったー(≧∀≦)
高菜の塩気加減といい、ピリ辛さ加減といい、おにぎりのにぎり加減といい、もう絶妙すぎて、今までの人生で5本の指に入るおにぎりの美味しさでした(*^^*)♡
そして、短い時間でしたが、ここで地元の方との交流が、何より素敵な時間でした♡
『トライルランニングかね』
『トレイルです!』
『トライアスロンとは別もんなんじゃろ?』
なーんて会話が飛び交って、談笑したり、
昔はこの地域も牛を飼っている人が多くて、放牧のため登っていく外輪山へのルートは、集落ごとに2、3本はあるとか、へぇへぇボタンを連打したくなるようなお話が聞けたり、
そして、おふくろ会のお母さん達は、関東や関西から来ていた参加者に喜ばれていて、競技のことはよく分からないけど、大会が来てくれてとても良かった^_^とおっしゃっていました!
区長さんからは、頼りになる『おふくろ会』がいるので、また今後も是非来てほしい!協力したい!というお話までいただけました(*^^*)
そうそう、朝AS2到着すると、区長さんが地域の掲示板にARTのポスターを貼ってくださっていました。
元々貼ってあったポスターを剥がしながら、ARTのポスターを貼り付けていましたが、最後は面倒臭くなったのでしょう!一番左のは上から貼り付けていて、お孫さん⁉︎に横着な貼り方を指摘されてました(笑)
でもこの風景こそが、ARTが、地元に受け入れられるはじめの一歩になったんだと感じたし、この古城6区が、ARTがこれから地元に根付いていくきっかけの場所だとも思いました。
よりたくさんの方に、もっと深く愛され、開催を喜ばれる大会になっていくよう、阿蘇大好き人間の一人として、トレイルランナーの一人として、これからもARTに関わっていきたいと思いました(*^^*)
あー、長くなったけど、無事書き終えました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^_^