5th 多良の森トレイルランニング(サポートクルー編)
お久しぶりです。TRAQサポート選手(長崎)の藤山です。最近はコロナや台風により大会に中々出場できず、ブログを書く機会を伺ってましたw
皆さん、どうお過ごしでしょうか?
今回は多良の森トレイルランニングのサポートクルー(ボランティア)のことについて、書きたいと思います。
選手として、サポート選手の折野さん、玄人くん、アキさん、前田ちゃんが出場してますので、選手編はその4人のブログを心待ちにしていてくださいw
プレッシャーかけておこ…
さて、それでは…
2020.10.18(sun)
5th 多良の森トレイルランニング
《身の程知らずが集う場所》
毎年、キャッチフレーズが楽しみw

TARA FOREST TRAIL RACE
新型コロナウィルスの感染拡大、梅雨末期の大雨、台風の襲来により、各地の大会が延期や中止を余儀なくされる中、4月から延期となっていた今大会が秋の特別開催として10月18日に開催されました。

スタートの様子
withコロナの中での開催とあって、徹底したコロナ対策や前夜祭の中止、ウェーブスタート等、いつもとは違う大会であったのは間違いありません。
九州のトレイルの大会で前夜祭がないのは、本当淋しい気がします。前夜祭を楽しみにしてる人も多いはず。私もその1人です。
そのかわり次の日、万全の状態で走れたランナーも多かったのではないでしょうか…笑
今回、長崎の大会ということもあって、大会には出場せず、サポートクルー(砂防公園からゴールまでのスイーパー)として参加させて頂き、運営側の裏側の動きや大会開催に向けての万全の準備に加え、救急救助体制やコロナ対策など、運営側の苦労や大変さを思い知りました。
大雨や台風で荒れたトレイルにも、毎週のように何人もの人が整備に入り、山に入るたびに綺麗になるトレイルに愛着を感じる程に。

スイーパーの様子
フカフカトレイル
また今回より新しくフォレストコースと修験者コースが一つになった新コース託羅ノ峰コースが新設され、よりパンチの効いたコースもできました。(ネーミングセンスw)

託羅ノ峰の猛者たち
何度も整備に入ったので、このコースがキツいのは容易に予想できます…
私は修験者コースの砂防公園からゴールまで(約13km)のスイーパーを任されました。

コーステープ回収の様子
準備する段階で、実際、何か起きた時のために自分の持ってるファーストエイドキットの見直しや余分に飲料水、着替え、防寒着など自分がレースに出るときよりも気を遣うなと感じました。
最終ランナーに付いてみて、山の中を数十km走ってきた脚の痛みを堪えてゴールに向かう姿を見ると、制限時間内にゴールしてもらいたい気持ちが高まる一方で、制限時間と残りの距離、ランナーの状態を考えて、リタイヤを促すことになるかもしれないなという葛藤があったのも確かです。
残り6km程度に差し掛かった時点で完全に足が止まってしまい、制限時間にも間に合わないかもしれないなと思っていた矢先、急に嘔吐と冷や汗、顔面蒼白の症状がでてきたため、最初は最後まで頑張りたい意志を示していましたが、これより先に進めば、日没で暗くなる上に、自力で動けなくなった場合に、大変なことになる。この場所なら幸いにも近くに車が入る場所があるからと説得し、ランナーの方も最後は納得し、苦渋の決断だったでしょうが、DNFを宣言してくれました。

チーム多良の森
医師の診断で脱水症状だと言うことが判明し、レース後は回復し、元気になったということを聞いて安心しました。
私にとっても、初めてのサポートクルー(ボランティア)ではあったものの、貴重な経験ができたなと感じています。
大会後は、大会スタッフやサポートクルーのホッとした顔や笑顔を見ると、感極まるものがありました。

スイーパー同士の友情が芽生えましたw
大会に出場し、楽しめている一方で、大会開催にあたり多くの方の努力や思いを間近で体感し、本当に貴重な時間を過ごせたと思います。
早くコロナが終息し、少しでも早く普通の大会に戻ることを切に願います。
fin…

翼授かりました👍