1st五ケ山脊振クロストレイル

2020.12.6

【1st 五ケ山脊振クロストレイル】

距離 32km(2200mD+)

コースと高低差図

3月に開催される予定だった本大会が、新型コロナウィルスによる延期の末、先日12月6日に開催されました。第1回ということもあって、何もかもが新鮮。

当日は天気にも恵まれ、絶好のトレイル日和。走ってても寒くもなく、暑くもなくで、ウェアリングに関してはそんなに心配になることはなかったかと…。

スタート前

山頂付近で森に囲まれてるとこぐらいが…少し冷やっとするぐらい。

開催場所は福岡県と佐賀県の境目に位置する那珂川市というところで、「五ケ山クロス」というキャンプや川遊びができるようなアウトドア施設が会場となっています。隣には福岡でも随一の大きさを誇る五ケ山ダムも隣接。

五ケ山ダム

私のキャンパー魂をくすぐる施設で、練習で五ケ山を走って、そのままキャンプするっていうのも有りかなと勝手に想像を膨らませてましたw

そしてなんと今回、シークレットスペシャルゲストランナーに上田瑠偉選手が!

1月のトレランフォーラム以来の再会でしたが、覚えててくれました。絡み方の圧が強かったらしいw

結果オーライってことで。

大会結果を先に言いますと、2位に30分以上差をつけてぶっちぎりの優勝。世界チャンピオンの実力は計り知れず、それでも全力を出していないとか…。

余裕のゴール

さてコースはというと、スタート直後に壮大な五ケ山ダムの堤体を横切ることから始まり、幻想的な森、林道、ロード、階段に自衛隊の基地の横を通過するなどバラエティに富んだコース。

最後の最後には、前方にそびえる五ケ山ダムそばの階段を駆け上がってゴールという…意地悪までw

そびえ立つ五ケ山ダムの壁

ゴール後に「なにあれ?いる??」ってつい言ってしまいましたw

どのレースもほとんどが下り基調でゴールするのに対し、登ってしまわないとゴールできないという稀なゴール。逆に大会の特徴になっていくのかも。

個人的にはレース序盤はトレインに紛れ込み、前の人と同じ足の動き、同じ体の使い方を真似するシンクロ走法で乗り切ったものの、久しぶりの30kmを超えるレースで、後半の10kmは完全に失速、攣るのだけ誤魔化しながら何とかゴールへ。結果はまだまだかなと。

それにしても、急に山の中で1人になった時のあの不安感…なにあれ?

道合ってるのに、何度か戻ったw

脚売り切れて躍動感ゼロ

AS2でのぜんざいやゴール後のご飯に猪汁もおいしく頂きました。

鍋一杯の猪汁

地元のボランティアの方々も温かく、時折聞こえるカウベルの音、大きな声での応援が、やっぱり大会の雰囲気って良いなと改めて感じました。

ここから実は僕の参加賞だけ特別に上田瑠偉君との温泉入浴券まで入っていたらしく、瑠偉君と温泉行って、食後のソフトクリームまでw

この後、別で温泉行く予定あったにも関わらず、こんなチャンス滅多にないと思い、即決w。ちゃんとその後も2回目の温泉入ったことはここだけの話。

ソフトクリーム越しの世界チャンピオン

瑠偉君とのタイムは中々縮めることはできなかったけど、瑠偉君との距離は縮めることができたかなと勝手に思ってますw

ルイとカイ

大会のロゴがついてる写真はオフィシャルカメラマンの藤巻翔さんが撮ってくれたものです。

大会関係者の皆様、ボランティアの方々大変お疲れ様でした。

fin…