第5回 多良の森トレイルランニング

 

TRAQサポート選手(宮崎県)の山口です。

去る10月18日、長崎県大村市で開催された、多良の森トレイルの修験者コースに参加してきました!

公式HPによると、「九州屈指のアップダウンの激しいコース」との触れ込みです。

意外とフラット?でもよーく見ると…

この細かいギザギザ!

 

 

距離40kmで累積標高3400m。数字で見ると西米良スカイトレイルと同じくらいですね。

でも実際走ってみると、個人的には多良の森の方が一回りハードに感じました。

細かいアップダウンの連続で、フラット区間がほとんど無かったからでしょうか?

(走るにはしんどい登りと、ギリギリ走れる下りとの繰り返しで、それはそれは楽しませて頂きました♪)

 

今回も写真を撮りながら走ってきました。

コロナの影響で普段の4月開催とは季節が違いますが、コースの様子の参考になれば。

コースの脇には所々に季節の花が

 

スタート地点は野岳湖公園のロザ・モタ広場。

スタート時には少し肌寒かったけれど、その後は終始快適な気候で走れました。

スタートでも心なしかソーシャルディスタンス

 

まずは舗装路と林道。2~3km続きます。

途中で朝日がお目見え!

 

郡岳の登山道に入ったら、郡岳山頂まではひたすらの登りです。

序盤はそこそこの登りでも走りたくなっちゃうの、何でなのでしょうか?

序盤の登りは快調に標高稼いでる感が楽しいよね

 

コースからはちょっとだけ逸れますが、郡岳山頂は朝日に輝く大村湾が絶景なので必見ですよ!

最高の寄り道スポット!

 

この後は、冒頭の高低差図にあったギザギザゾーン。

細かいアップダウンがひたすらに続きます。

晴れ続きだったからか、路面は滑りにくく快調に走れました

短いけれど中々の勾配

途中ロープ箇所もあったり

 

約15km地点にあるのは、このコース最高峰の経ヶ岳。

日本の1000m以上の山の中で、経ヶ岳は最西端だそうです。

250mほど一気に登って、ロープのある急斜面をこれまた250mほど一気に下ります。

一つ目のしんどいポイントですが、山頂からの眺めは360°絶景です!

山頂付近は秋の気配

コース内最高峰!(そして佐賀県最高峰)

遠くに雲仙も望めました

 

17.2km地点の第一エイドを抜け、このコース二番目のピーク五家原岳まではまたもや細かいアップダウン。

第一エイドがスタートから遠いので、水分・補給食は多めに持って行って正解です。

カステラ、おいしかったな~。この異人堂さんが会場広場にも出店していて、ゴール後お土産に購入

コースの雰囲気はだんだん移り変わっていって、目にも飽きずに面白い

大岩があったり

開けた気持ちいいトレイルだったり

 

五家原岳から第二エイドまでは下り基調、と誘導のスタッフさんに聞いていました。

が、おなじみの下り基調詐欺。

しっかり細かいアップダウンをはさみながらの”下り基調”でした。笑

五家原岳山頂にて。多良山系最南峰

“下り基調”かぁ~

途中からガレ場を経由し林道へ

 

第二エイドでは長崎名物「鶏ピー飯」やレッドブルを頂き、リフレッシュ。

エイドでその土地の名物が食べられるのも大会の醍醐味ですよね♪

エイドでは感染症対策で消毒も(大会公式HPより:photo by 永易量行)

鶏ピー飯。茹でピーナツと鶏の相性が最高

疲れた時のレッドブルって最高に元気出る(この写真、さりげなーく撮ろうと思ったら満面の笑みで振り向いてきたとの永易さん後日談)(大会公式HPより:photo by 永易量行)

 

その後はロード区間を少し昇っていき、ついに後半最難関の郡岳への昇り返し!

からのまたまた細かいアップダウンがこれまたキツ楽しい…

って感じのことを紹介しようと思ったのですが…

昇り返しがコロナ禍でなまった身体にはキツ過ぎて、ゴールまで一枚も写真撮っていませんでした。すみません。笑

ここの様子は、参加してのお楽しみということで!

この後の記録は残っていないようだ…

 

 

そんなこんなで無事ゴール。

記録は8時間ちょうどで、託羅ノ峰コースの挑戦権はGETしました♪

託羅ノ峰コースは、第二エイド後の昇り返しまで修験者コースと一緒で、その後もう一回下って昇り返すっていう強烈なコース。

(今年は、あきさん前田ちゃんが走っていました!)

来年は託羅ノ峰走るしかないですね~。

 

ゴール後のふるまい食はカレーを頂きました。

3種類から選べたらしいのですが、のんびりしていたらいつの間にか一種類に…

選ぶ楽しみは無くなっちゃったけどおいしかったから良し!

 

今回の多良の森は久々の参加制限なしの大会だったので、レース以外にも、各地のトレイルランナーの皆さんと久しぶりに会えたのがそれだけで楽しかった。

このご時世、大会を開催してくれるだけで本当に嬉しいです。

運営のユニバーサルフィールドさんやスタッフ・ボランティアの方々、本当にありがとうございました。

 

徐々に徐々に、普段通りの生活が戻ってくることを祈って。

 

 

参加したTRAQメンバー。左から、折野さんあきさん前田ちゃん、自分。(この後宮崎まで帰宅だったので、絶賛スイーパー中のカイさんは待てませんでした。陳謝)